2006年01月10日

明日なき暴走

born to run-1[1]

Bruce Springsteen - " Born To Run - 30th Anniversary Edition "

 

 

Bruce Springsteenの1975年発表の傑作アルバム「Born To Run 〜明日なき暴走〜」 の30周年記念の特別セットです。豪華なボックスセットとなっていますが、次のような3枚のDISC SETとなっています。

@1975年の未公開ライブ映像:Hammersmith Odeonでの2時間超のライブ映像。

ADocumentary DVD : Born To Run 作成のエピソードや各メンバーのインタビュー、 1973年のライブ映像。

BBorn To Runの新規リマスターと48ページの未公開写真の豪華ブックレット。

IMGP3346[1]

ボックスを開けるとこのようになっていました。

 

IMGP3347[1]

中の内容物です。

左上:Live DVD

右上:Documentary DVD

左下:Born To Run CD

右下:ブックレット

IMGP3348[1]

Born To RunのCDはレコードのような仕様になっています。CDの上側はレコードのように溝もついていました。 なかなかにくい演出ですね。

 

 本来は2005年に購入すべきCDでしたが、タイではなかなか置いているところが見つからず、購入が遅くなってしまいました。 定価は1,499Bでした。大手のCD WAREHOUSEなどには見当たらず、なんと意外にもB2Sに置いているのを見つけました。 私はCentral Lad Prao店で見つけましたが、お近くのB2SをまずCHECKされるのが良いでしょう。 あまり品揃えが良いとは言えないSHOP(本がメインなので仕方がないですが)ですが、これを置いてあったことで評価アップです! 仕入れ担当者のセンスに感謝です。

 私にとってはリアルタイムで経験したという意味ではBorn In The USAであるはずなのですが、やはりこのBorn To Runの方が好きです。果たして何回このアルバムを聞いたのでしょう。 ドキュメンタリーDVDではこのアルバムの製作の秘話がBruce本人だけでなくメンバーやプロデューサーなど製作にかかわった人たちが当時を回顧しながらコメントをしています。 加えてボツになったアレンジやオーバーダブが段階的に施されていく内容が聞けるなど非常に興味深い内容となっています。 これを見て分かったことは、このアルバムは決して偶然の産物ではなく、Bruceの妥協を許さなかった異常なまでの執着心、メンバーの忍耐、 Jon Landauの見事なサポートによって作り上げられた作品であったということです。こうやってインタビューを聞いて、 アルバムを聞きなおすとまた新しい気持ちで聞くことができて非常に楽しくなります。 音のほうもリマスタリングによって以前よりクリアーな音になっています。全体的な雰囲気は劇的に変わったというような感じではありませんが、 ピアノやサックスの音などはよりリアルになって情感が増したような気がします。未発表のライブDVDの内容も素晴らしいものとなっています。 映像はさすがに古さを感じさせますが、演奏の素晴らしさは時を越えて感動を与えてくれます。

 このアルバムでのキーポイントはClarence ClemonsのサックスとRoy Bitanのピアノでしょう。 サックスと印象的なフレーズを紡ぎ出しているピアノがこのアルバムの印象を非常に豊かなものにしていると思います。 特に導入部でのスリルを演出しているBruceの作曲センスも見逃せません。私の一番のお気に入りは最終曲のJunglelandですが、 ここでもClarence Clemonsの感動的なソロがたっぷりと聞くことができます。印象的なアルバムジャケットもそうですが、 ライブでも最初のThunder Loadの弾き語りが終わったあとE STREET BANDのメンバーが舞台に登場するのですが、 BruceはClarence Clemonsに丁寧にお辞儀をしており、最大の敬意を払っているように思われます。

 このアルバムはロックの魅力のすべてが詰め込まれた大傑作アルバムだと思います。 リアルタイムでこのアルバムに歓喜したロックおじさん、未だ聞いたことのない若い世代の皆さん、 今一度この感動を味わってもらたいと思います。このアルバムは昔そうであったように、30年たった今も、そしてこれからも、 聞くものに勇気と希望を与え続けてくれるに違いありません。

posted by じょー@Thailand at 00:01| バンコク ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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